SONYがKADOKAWAに買収へ協議 買収で得られるメリット

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SONYがKADOKAWAに買収へ協議 

SONYのティッカーシンボル:6758

KADOKAWAのティッカーシンボル:9468

2社の株価をチェックしたい場合、上記のティッカーシンボルで確認してください。

2024年11月19日、SONYがKADOKAWAに買収を協議。
協議となっているので、友好的な買収提案ととれます。

2024年9月時点で、海外の企業が10%程KADOKAWAの株を保有。
日本のIPを守る意味あいもありそうです。

この報道をうけて、KADOKAWAの株価はS高に。700円程の株価上昇。
現在の株価は3,745円。

KADOKAWAが持つIP (子会社含む)

ゲーム業界

フロムソフト・ウェアとスパイク・チュンソフト。
この2社が特に有名な企業。
2社ともに、多くの人が知っているタイトルを制作しています。

フロムソフトウェアの代表的な作品

・ダークソウルシリーズ
・ブラッドボーン
・エルデンリング

スパイク・チュンソフト

・風来のシレンシリーズ

アニメ業界

クリックすると、VODサービスであるDMMTVへ移行します。

著作にKADOKAWAが関係しているアニメ。
MFブックスは、KADOKAWAメディアファクトリーとフロンティアワークスで刊行。

ここに記載しただけでも、人気がある作品を多数保有。
実際には書ききれない程の作品をてがけています。

Re:ゼロから始める異世界生活
トリリオンゲーム
無職転生 ~異世界行ったら本気だす~
幼女戦記
オーバーロード
この素晴らしい世界に祝福を!
ダンジョン飯
冴えない彼女の育てかた

KADOKAWAグループ一覧

2024年11月調査時点。
確認したい人は下記のサイトからグループ一覧の確認ができます。(カドカワストアに移行)
【KADOKAWA公式】人気アニメグッズが揃うカドカワストア

主な連結子会社
企業名主な事業
株式会社アークライトボードゲーム事業、TRPG事業、TCG事業
株式会社アクワイアゲーム開発、アプリ開発、業務系システム開発
株式会社イエロージャムイベント・施設店舗の企画
株式会社ENGIデジタル作画、CG
株式会社カスタムキャスト3Dキャラメイク
株式会社角川アーキテクチャ
株式会社角川アスキー総合研究所メディア&マーケティング事業
ビジネスソリューション事業
グループのサポート事業
株式会社会社角川アップリンクテレビ情報の取材・原稿作成
テレビ情報誌の編集
株式会社KADKAWA KEY-PROCESS
株式会社角川クラフト学童保育、食品製造、事務サポート
株式会社KADOKAWA Global Marketingインバウンド、越境EC、ゲーム支援
株式会社KADOKAWA Kプラスコンテンツビジネス、マネージメント
株式会社KADOKAWA Game Linkage
出版、映像配信・制作、ネットワーク・エンターテイメント・サービス及びグッズ、コンテンツの企画・開発・運営、イベント企画・運営、eスポーツマネジメント
株式会社KADOKAWA Connectedグループ企業の技術支援
株式会社角川大映スタジオ映像スタジオ、現場のDX化、ART、ポストプロダクション
株式会社角川ブックナビ
株式会社角川メディアハウス
アニメ関連事業、広告関連事業、イベント関連事業、事務局運営事業、店舗・施設運営事業、ミュージアム運営事業
株式会社KADOKAWA LifeDesign
株式会社GeeXPlus
海外クリエイターマネジメント事務所
株式会社クールジャパントラベル株式会社KADOKAWAとWILLER株式会社が
設立したコンテンツ企画会社
旅行企画・販売
グロービジョン株式会社
株式会社Gotcha Gotcha Gamesゲームソフト・デジタルコンテンツの企画・開発・販売、開発者の育成
株式会社新紀元社出版
株式会社Studio KADAN3DCGアニメーション
すずめの戸締まりの制作に関わっています。
株式会社スパイク・チュンソフト
ゲーム制作。
風来のシレンが特に有名な作品。
株式会社汐文社学校、公共図書館向けのセット商品を数多く出版。
株式会社動画工房
アニメ制作。
推しの子、時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん、夜のクラゲは泳げない、刀剣乱舞、ちいかわ。
株式会社ドワンゴニコニコ動画の運営、イベント企画
日本映画ファンド株式会社
株式会社バーチャルキャストバーチャルキャストの開発、運営、企画
株式会社PUBLUS
電子書籍ストアソリューション
株式会社バンタンクリエイティブ分野に特化した企業法人立の専門スクールを運営。
株式会社ビルディング・ブックセンター
株式会社ブックウォーカー大手電子書籍サイト
株式会社フロム・ソフトウェアゲーム制作。
ダークソウル、ブラッドボーン、エルデンリング。
株式会社ベルノックスフィルムズ
株式会社ムービーウォーカーデジタル映画鑑賞券サービス「ムビチケ」の運営
映画メディアの発行
各種映画関連コンテンツの制作
映画関連の広告宣伝および代理店業

上記の会社以外にも海外拠点の企業が20社ほどあります。
空白はHPがないかメンテ中。

SONYが買収で得られるメリット

・多くのIP
・出版に関わるノウハウ
・保有する作品とのコラボ(限定モデルの販売など)
・フロムソフトウェア (大人気ゲームを多く手がけている会社)
・ブックウォーカー(大手電子書籍サイト)
・クリエイターと技術者の確保(バンタンの生徒含む)

エンターテイメント事業の強化

ソニー・ミュージックエンタテインメント 、アニプレックスをグループ企業に持つソニーグループ。
数えきれない程の作品に関わっています。
カドカワグループが入る事により、IP(Intellectual Property)の拡充に確実につながるでしょう。
また制作体制の強化になり、ソニーにとってメリットがあります。

クリエイターと技術者の確保

技術力のあるクリエイターや技術者は報酬が高い場合があります。
起業するうえで技術者集めが重要になっているのが現実。

それくらい優秀な技術者の確保は難しいのです。
優秀な技術者を引き抜こうとする場合、必然的に高い報酬を提示するしかありません。
仮にカドカワを買収した場合、多くの現役クリエイターと技術者を現在の雇用のままで確保する事ができます。

フロムソフトウェアのグループ会社入り

フロムソフトウェアと共に作ったブラッドボーンの復刻の可能性

同じグループの会社になれば、ブラッドボーンの復刻の可能性がでてきます。
あくまで可能性の話ですが、今までよりは期待できるかもしれません。

今まで同様にSTEAMでも、フロムソフトウェアの作品を販売してくれる事を希望します。
(ソニーがPC用のプラットフォームも持つでも構いません。)

フロム・ソフトウェアは作りたいものを作る考えなので、そもそも作らない可能性も大です。

ブックウォーカー(大手電子書籍サイト)

ソニー自体もReaderStoreという電子書籍サイトを運営。
ここにブックウォーカーが入る事になります。
この2つをどうするかは分かりませんが、ソニーグループとして電子書籍のシェア拡大につながります。

フロムソフトウェアのゲーム
マルチプラットフォームは継続されるのか?

普通に考えたら、マルチプラットフォームでの販売を継続すると思います。

プラットフォームを限定して、どれだけ売れるかは試してみないと分かりません。
エルデンリングなら変わらず売れるかもしれませんが、他のタイトルでの再現性にまでつながらない。

開発費用をかければかける程、損益分岐点は高くなります。
プラットフォームを限定する事で、売り上げの拡大にブレーキになるのは確実。
その分、リスクを背負う事になってしまうのです。

ただし巨大な企業の為、大きな視点で見た時の判断は違ってくるかもしれません。

何を正解とするかは、企業の経営者が決める事なので参考程度に。

エルデンリングの販売数2,500万本
マルチプラットフォームだから出ている数字

エルデンリングを例にだすと、明らかになっている範囲で全世界で2,500万本。
ただ、これはマルチプラットフォームで出している数字。

2024年11月時点で、STEAMで9,020円。アマゾンは、5,000円~7,600円。
セールや販売の価格に幅があるので注意。
正確な売り上げは分かりませんが、巨額である事がわかります。

それに対して、PS5の全世界累計販売台数は6,500万台以上。
ハード機の販売数の約3分の1の層が購入するのか?
フロムのファンですが、さすがに無理があると思うのです。

PS5の情報

2024年11月時点 アマゾンでの価格
PlayStation 5の価格は70,545円~
PlayStation 5 Proの価格は119,980円~

子供にプレゼントするハードとしては高く感じるかもしれません。
PS5発表時にPCパーツで計算すると、20万円を超える内容でした。
ちなみにコスパが良い格安PCメーカーで15万円~、ハイスペックメーカーだと80万円を超えてたりします。

性能を評価して見ると、安いという事実もあります。
クリスマスや年末年始になるのでセールが入るかもしれません。
子供たちへのプレゼントの候補の一つとして検討してみてください。

アマゾンでエルデンリングを見る

アマゾンでPlayStation 5を見る

ゲームの開発費用の高騰

ゲーム会社側と購入者側の両方の視点で見る必要性があります。
両者が感じている事に大きな隔たりがあるのです。

ゲーム会社側の視点

ネットで見た情報なので参考程度に。
AAAタイトルは100億円、200億円という巨額の開発費の場合もあります。

ゲーム会社の社長も開発費用の高騰に対して、価格はみあってないと発言していました。
エルデンリングの様に大ヒットしたタイトルだけが大きく利益を出せている。

一般消費者(購入側の視点)

開発費用がみあってない記事が出た時に多く見た意見。
8,000円~1万円のフルプライスは高い。セールに入ってから検討する意見が多くありました。
自分自身もフルプライスでの価格は躊躇ってしまうのが本音。


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